治験の仕事

苦労して看護師の資格を取得し、懸命に病院で看護師として働いてきた人の中には、30代を迎え、次のステップに進もうと考える人もいるようです。看護師の資格を糧に、さらなる専門的な資格取得や病院以外の勤務地を求めて、キャリアアップに励むのです。
転職し看護師としてもっと上を目指していく事は、すばらしい事だと思います。
資格としては、助産師、保健師、介護分野などが挙げられます。
また、病院以外の職場としては、CRCと言う治験を行う仕事も現在人気が集中しています。
治験で働く仕事は、看護師として病院に勤務するのではなく、新薬を開発する製薬会社と契約を交わして、モニターとなる治験モニターに開発途中の薬の説明とその危険性について説明をし、同意を得ることが主な仕事となります。
この薬は、まだ厚生労働省から薬として認可されている訳ではないので、当然に副作用などが発生する危険性もあります。
しかし、この仕事も、日勤のみで残業が少なく、土日を休日とする職場が多く、これらの対応が人気が高い理由と考えます。
その為、現在看護師として働く方の中には、治験コーディネーターの資格を目指す方が増えています。
治験コーディネーターの資格は、国家資格ではないので、この資格を有していなくても看護師の資格を持っていれば、充分に治験を行う職場で勤務することが可能です。
しかし、いくら治験コーディネーターの資格を得ても、現在、治験業務での求人はあまり多くはありません。
その為、職場を探す上では断然に有利な看護師の仕事ですが、このような職場につくことは競争が激しいのが現実です。

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